2017年1月16日月曜日

世界人口の半分36億人分の総資産と同額の富、8人の富豪に集中

驚きとともに、まぁ、そーだろーなーという納得感もどこかにある。

資本主義という名のゲーム盤で、勝者が決まってきたというところか。実際、8人の中には、マイクルソフトのビル・ゲイツや、フェイスブックのザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾスが入っているという。これがゲームなら、ゲームオーバーでリセットされるが、恐ろしいことに我々がいる盤上にリセットはない・・・。

最近、こうした富の集中を緩和するため、ベーシックインカムなる制度も紹介されつつあるが、焼け石に水・・・と言った感じがしてきた。社会貢献を歌っているような施策に聞こえるが、誤解を恐れずに言えば、実は、富める者が、貧しい者たちを、上手に懐柔するための対策と言えなくもない。

我々はどこに向かっていくのか・・・。こういった富の集中をひっくりかえす手立てなんてあるのだろうか・・・。盤上で踊らされる人形にならないようにだけ気をつけたいし・・・(もうなっているかもしれないが・・・)、子どもたちにそういったことを理解させておきたいものだ・・・。

===MSNニュースより===

世界人口の半分36億人分の総資産と同額の富、8人の富豪に集中


2017年1月14日土曜日

衛星100発超の打ち上げのお陰で世界地図がデイリーで更新される!?

私は、MBA時代・・・そう、2015年頃・・・グループワークで、宇宙ビジネスについて論文を書いた。その頃は、宇宙ステーションで宿泊して地球に戻ってくるプランの料金が30億円だとか、宇宙に数十秒滞在するプランの料金が1千万円だとか、宇宙エレベーターだとか、そんなことを調べていた記憶がある。日本のJTBが、宇宙旅行プランなるものを扱っていたかなにかで、直接電話して資料請求をしたこともある。

自分でそんな論文に取り組む一方で・・・正直、本当にそんな時代が来るのか・・・半信半疑だったのもまた事実だ。しかし、それは取り越し苦労だったようだ。世界中のビジネスの天才たちがこぞって宇宙ビジネスに将来性を見出して乗り出している。あの破天荒なアイデアに見える宇宙エレベータですらも、その実現に向けて、各所で技術開発している事例を耳にすることが少なくない。きっと、後10年内で、宇宙旅行が割りと身近になっているのだろう。

さて、宇宙旅行・・・そこまでの話ではないが、新たなニュースについて、「日経ビジネス2017年1月16日号」を読んでいて知った。


 2017年上期から、新たな衛星を100機超打ち上げる予定のため、デイリーで地球の衛星画像が更新できるようになるとのこと。従来は衛星の数が少なく、一機あたりのカバー範囲が広かったため、更新に2週間かかっているらしい。もう少し前は、その更新頻度が一年だったというから、その短縮度合いに驚きを禁じ得ない。


このことが我々にもたらすインパクトはどんなものだろうか。記事によれば、リアルタイムに近い情報を得られるということは、火災など大規模災害が起来ている場所を発見できたり、より有益な情報を提供できるようになるとのこと。確かに人気のないところで起きた火災を早めにキャッチできたら有益だろう。デイリーではまだ無理だろうが、アワリー(時間単位)の更新が可能になったら、それこそ飛行機の墜落発生箇所などの特定にも役立つかもしれない。

ちなみに、広大な茶畑のどの場所が、収穫時期に近づいているかを、こうした衛星写真など上空から撮影した画像を解析することで、自動的に判断する・・・なぁんてことも進んでいるそうだ。

伊能忠敬は今から約200年以上前の西暦1800年、17年かけて日本地図を作った。200年後の今、1日で世界地図が作れてしまう。技術進化の凄まじさに驚くばかりだ。きっと今から200年後は、一人一人の一分一秒の行動がリアルタイムで記録できる時代になるに違いない。